入れ子構造
縦列に並んだ数字を覚える方法として考えたのが、碁盤や将棋盤の配置の覚え方と一緒で、縦横の並びを見て覚えるやり方があるだろう。
数独の得意な人ならもうやってるかもしれないが、縦5横6に数字の10があるとして
脳内ナンバリングで順に並んでいる数字の10を選んで、そこに5、6とか5-6でもいいので入れ込んで覚える方法。
縦列に並んだすべての数字を、さっきの要領で入れ込んでいって、終わったら、また別の縦列に並んだ数字を覚えるのなら、2重3重と脳内ナンバリングで順に並んだ数字に入れ込んでいく。
将棋なら、歩、銀、金、桂馬、香、王将、角、飛車を頭でイメージして、それぞれがどう動いたかを、棋譜の本を買ってきて、一度このやり方でやってみようかと思っている。
脳内で1,2,3,4,5と順に並んでいる数字が、ここでは将棋の駒の種類というわけだ。
それは効率が悪いだろと言われるかもしれないが、頭の体操なのでいい。
プロの棋士は、膨大な棋譜を覚えなければならないので、いちいちそんな煩わしいことはやらずに自然に何回も反芻して頭に叩きこんでいると思います。
いちいちずっと意識して頭に留める作業は、時間がかかって効率が悪く膨大な棋譜のパターンを覚えるのには、不向きだろう。
たぶん、プロの棋士はあまりボクのように意識せずとも実践になれば今までやってきたことが、自然に頭に浮かぶようになるのだろう。
それは、ボクのように脳内ナンバリングみたいにいちいち数字で区切って覚えることをせずともできること。
赤ん坊が親の会話や日常に触れていくうちに言葉を覚えるように、棋士は棋譜を長年にわたって、早い人なら物ごごろついて間のない頃から、観て触れて反芻して覚えていると思います。
ボクらが普通に言葉を話すように、棋士の人は棋譜を自然に覚えて将棋をするんだろう。
で、話は脳内ナンバリングのほうに戻すが、こういう数字の入れ子(マトリョーシカのイメージ)イメージトレーニングは、半年以上前から考えていた。
当初は、単に順に並んだ数字の一つ一つに不規則に並んだ数字の列を丸ごと入れ込んでしまって、入れ込んだ数字の一つ一つにもまた違う数列を丸ごと入れ込めばいいと思っていたが、果たして人間のボクではキャパが足りるのだろうかと心配になってきたので、他に覚えやすい方法はないかと模索していたところ、こういう縦横の並びで覚えるやり方にたどり着いたが、これでもまだ十分なものではないと思うので、もっと覚えやすいやり方をいろいろ考えています。
脳内ナンバリングをやって気づいたことがあって、ボクはこれで3回ぐらい脳内ナンバリングをやっているが、1回目と2回目のは極力忘れるようにするために意識せずに今の3回目に至っているために、前回の1回目と2回目のネタが一体どこの数字に収納されたものなのかまでは覚えていないけれど、前回に思いついたネタがまたリターンすることが度々あって、ボクは意識的に脳内で入れ子構造を作ろうとしているけど、たぶんボクたちの脳内ではいくつかの階層があって、脳に入れ子構造に近い機能が隠されているのではないかと感じた。
繰り返し脳内でナンバリングしてるネタを頭でチェックして、ある程度覚えて飽きて来たら、ナンバリングしてあるやつを意識しないようにしてチェックすることをやめて、また新しいナンバリングをしていく、慣れて来たらまたやめて、また新しいナンバリングに取り掛かるといった思考をしていくと自然と入れ子構造になっていくかもしれません。
まだボクは3回目なのでもっとやっていくうちにわかってくるかもしれません。
これは仮説なので確証はないけど、脳って不思議なことが多いなと改めて思います。