ボクのメモ帳

ツイッターはじめました よろしければフォローよろしくお願いいたします https://twitter.com/tutinagasen5523 主にここでは脳内ナンバリングというジャンルをやっております。 今後のあなたの人生で参考になれば幸甚です。 このブログは科学的検証に乏しく、ここを管理しております私自身も科学の知識はなく素人です。 そこを踏まえた上でご一読いただければと思います。 独断と偏見による素人の無い知恵を絞り編み出した脳の使い方のチュートリアル そのようにご理解いただければと思い

マンコール問題

「誰や!マンコールって言うたんわ!」

教員Aの怒号で場内は静まり返る
何人かはボクをマンコール共鳴の首謀者として視認して、非難とも許容ともとれる眼差しを向けた
少なくとも、共鳴した同志は温かい目だった
2,3人だけど
「しまった  サンポールに留めておくべきだった」
視線の方向に気付いた教員Aが近づく
ボクは上を仰いで、こうやってすすんで道化になる役、くだらない愚民のためのただの冷笑の的か彼らの記憶や人生に淡白な彩りを添える弁当のバラン的存在の一端を担っていることを自覚しておきながら、サンポールに置換したほうが良かったと瑣末なことに頭をよぎらし、微塵でも大衆迎合の気持ちが湧いた己に呪詛を吐いたが、その中で異種を看板に掲げてる者が何かを発する時点で、俄かに気持ち悪さがこみ上げてきた
己自身に
結果としては、ボクははじめから大衆に迎合してるではないか!という思いに至った
群衆の目線と期待していた反応ではない空気感に触発されて、そういう思いに至ったのだ
大衆を嘲っていても承認欲求、自己顕示欲が強く、奇をてらった方が受けるだろうと短絡的に考えていた
まあ、要は受け狙いをやっていた
歴史上、ご多聞に漏れない浅薄な一人にすぎなかったことに気付いた
所詮、ボクは小物の小3なのだ
「ちょっと  来んかい!」
我に返った時には、教員Aに手首を掴まれ、列を掻き分けて大衆の前に引っ立てられていた
ボクはアナーキストにでもなったつもりなのか?
反体制マイノリティーを気取り、迎合してないボクかっこいいとでも思っていたのか?
とどのつまりが、そういう己を前々から見透かしていた愚民の前で晒し者にされたような気がして
すすんで表舞台に出る愚かさがわかってしまった
「二度とピエロになんかなるか!
   いや  なってやらない!」
そう胸に誓った